2012年6月8日金曜日

ステンドグラス


■ステンドグラス

 LDのクロスが白に決まったことにより、床も壁も天井も白になることになりました。リビングは明るくしたいので、それはそれで良いですし、LDには家具もたくさん入りますから、白い部屋にマホガニーの家具が映えるのが楽しみです。LDに入れるステンドグラスは、色使いが激しくない物=無色がカッコイイと思いこんで、初めそのようにお願いしていたのですが、「何だかホントに色のない部屋になっちゃうので、少し色が入ってもいいかも」とアドバイスいただきました。

  リビングドアはこれがいいと思う-と勧められたステンドは、一目で気に入りました。丈を詰めなければなりませんが、デザインには影響なしです。
 リビング正面の掃出し窓は、カーテンの代わりに、ステンドグラスを入れた引き戸を4枚入れる予定です。梁が深いため、掃出しなのに高さが180cmしかない横長の窓は、カーテンをかけてもそれほど映えませんが、ステンドの引き戸4枚というのは、今までの施工例で見たことがない最新案です。ただしここは、4枚同じ扉が並びますので、シンプルな柄が良いのです。同じステンド4枚となると貴重品ですが、ちょうど良いのが見つかりました。オリジナルのガラスの周りにガラスを足して、希望の大きさに仕上げてもらいます。また、赤いガラスの色が少し強いので、色なしのダイヤガラスに入れ替えていただくことにしました。
 リビングには、もう1ヵ所、引き戸の腰窓があります。ガラスもそこそこ大きく、ここをどうするか少々苦戦し、ここだけは初め検討していた無色ガラスを使うことで一旦決めたのですが、後日、色柄ともにすばらしい物が見つかり、変更できました。

 コマチ家具の施工例では、それぞれのおうちにぴったりのガラスが、初めからあったかのように付いていますので、今まで違和感なく見ていましたが、我が家のリビング3ヵ所7枚のサイズと色柄を考え、欲しいサイズになるようにデザインしていく、その過程がこんなに大変だったんだと初めて知りました。一旦決めた腰窓の無色ガラスも、まぁこれでいいかと私自身が思っていたのに、淳子さんは、「何か違うんじゃないかと引っ掛かっていた」とのことで、より完璧な組み合わせに変更できました。

 ところで、淳子さんが選んだ候補のガラスが1枚余りました。「これも良いガラスなのよ。こっちをリビングドアでもいいかしらね?」と言われて、急に思い出したのが、リビングドアの廊下反対側の納戸ドア。ここは玄関に近いため、ガラスを入れて玄関に光を取り入れる予定でしたが、リビング3ヵ所の組み合わせが難しく気を取られたため、すっかり忘れておりました。ちょうど余った1枚を、そこに採用して完璧になりました。4ヵ所8枚です。まずガラスの加工を依頼し、それが仕上がってから、建具屋さんにドアや窓枠を作ってもらうそうです。もともと古い物を、手で加工しているのですから、ミリ単位の誤差が発生する可能性があります。先にドアや窓枠を作ってしまい、入らないということにならないよう、ガラス優先なのだそうです。